ポーカー基礎

テキサスホールデムのポジション説明

テキサスホールデムのポジション解説

ポーカーではポジションが凄く大切とよく聞きますが、ポジションってそもそもなんなの?
という方に写真を使って簡単に説明させていただきますね。

なお、ポジションと深く関わりのあるハンドレンジについては別ページで解説させていただきます。

ポジションの重要性


ポジションとハンドレンジを意識するようになって少しずつ勝てるようになりました。
これを知ることが脱初心者の第一歩で非常に大切なのでぜひ覚えちゃいましょう!



今回は6人テーブルをサンプルにあげさせていただきました。

上記のイラストだとBTNとありますが、その前にDと書かれたチップが置かれてますよね?
これが「ディーラーボタン」と呼ばれるポジションです。

ここを中心に全ての席の名前が決まるので、まずはこれを覚えましょう!
このチップがあるときは一番有利なポジションだと思ってもらえると大丈夫です。

じゃーずっとそこに座っていれば最強なのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、毎ゲームごとにディーラーボタンは黄色い矢印の通り時計回りに一つずつポジションが移動します。

そのため平等に有利なポジションが巡ってきます。

ポジション名称(ボタンから時計回りに説明)

ディーラーボタン(Dealer Button)

通称:ボタン
ここを中心にポジションが決まります。ファーストアクションのみBBが最後に行いますが、フロップが開始されれば一番最後にアクションできます。他のプレイヤーの行動を見てからどうするか判断できるため、他のポジションに比べてハンドレンジを広く受けることができます。

スモールブラインド(Small Blind)

通称:SB(エスビー)
ボタンの左隣でブラインドの半額を強制的にベットしなければならないポジション。プリフロップ(ハンドを配られただけの状態)では基本最後から2番目にアクションを決めれますが、フロップ以降は一番最初にアクションを行わないといけない非常に不利なポジション。ハンドレンジはかなり狭くなります。

ビックブライド(Big Blind)

通称:BB(ビービー)
SBの左隣のポジションで、強制的にブラインドをベットしなければならないポジション。プリフロップでは一番最後に行動ができますが、フロップ以降は2番目に行動をしなければならないため、不利なポジション。フロップで最後のアクションのためハンドレンジは少し広くもつのが基本とされている。

アンダーザガン(Under the gun)

通称:UTG(ユーティージー)
BBの左隣のポジションで、プリフロップでは一番最初にアクションしなければいけない上に、フロップ以降もSB、BBの次にアクションが必要となるため、かなり不利なポジション。そのため銃口を向けられているくらい危険なポジションという意味でアンダー・ザ・ガンと呼ばれています。なんの情報も降りないためハンドレンジは最も狭く持つ必要がある。※ザガンと呼ばれることもある。

ミドルポジション(Middle Position)

通称:MP(エムピー)
UTGの左隣のポジション、各ラウンドで中盤にアクションを行うポジションとなる。10人プレイの場合、プリフロップで4番目から6番目にアクションを行う3名をミドルポジションと呼び、それ以前をアーリポジションと分かれる。この辺りは人数が増えると名称が変わるためいろいろと覚える必要がある。なおハンドレンジはやや狭くする。人数が一人増えるとカットオフの前のポジションがHJ(ハイジャック)と呼ばれる。

カットオフ(Cut off)

通称:CO(カットオフ)
ボタンの一つ前のポジションで、ボタンの次に有利なポジション。全てボタンの一つ前行動。ボタンよりは不利だが基本的に有利なポジション。ハンドレンジも少し広くもつことができる。

ポジションとレンジについて

ハンドレンジで調べるとポジションごとにレンジが掲載されていることが多いですが、それを元にプレーするだけでもある程度は勝てる可能性があがります。
初心者のうちは出来るだけハンドレンジを狭くすることをおすすめします。
ハンドレンジが広くなれば考えることや駆け引きが増え、余計な損失をうむためできるだけタイトに取り組みましょう!

また、ハンドレンジ表も改めて更新させていただきます

わかりにくいなどあればコメントくださいね。