テキサスホールデムはポーカーの1種です。
そのため基本的な役はポーカーと同じになります。
アメリカではポーカーといえばテキサスホールデムが主流となっていますので、今日本でもかなり盛り上がりを見せておりますので、是非覚えてくださいね。
テキサスホールデムのルーツ
1910年~20年ころにテキサス州で始まったことに由来。
もともとアメリカではポーカーが流行っておりましたが、通常のポーカーでは運の要素が強く実力や駆け引きがあまり通用しないため、ポーカーの遊び方を改良し駆け引き要素を多くしたゲームスタイルになります。
通常のポーカーの役は同じになります。
※ポーカーの役がわからない方はこちらも参考にしてください。
ポーカーとテキサスホールデムの違い
通常のポーカーとは違い、テキサスホールデムでは各プレイヤーに配られる2枚のカードと共通のカード5枚の合計7枚のうちプレイヤーそれぞれが完成する最強の役ができる5枚で戦います。
対戦相手は同じテーブルに座っているプレイヤー同士になります。
一般的な流れ
- カードを伏せた状態で各プレイヤーにカードが2枚づつ配られます。
- プレイヤーはその2枚のカードを見て勝てるか勝てないかを判断し、勝てると思ったらチップをかけて参加し、勝てないと思ったら降りることができます。一番高い金額のチップを出したプレイヤーと同額のチップを出さないと参加できません。
- 参加するプレイヤーが決まったらディーラーが表向きのカードを3枚配ります。
- 各プレイヤーはその場に出された3枚と、自分の持っている手札2枚を合わせ、②の手順と同じように賭けるか降りるか判断します。
- 全員の賭けたチップが揃ったら、ディーラーが表向きにカードを1枚配ります。場に配られている4枚のカードと、自分の持っている2枚のカードを使って、前回までと同じように賭け、もしくは降ります。
- 全員の賭けたチップが揃ったら、ディーラーが表向きに最後の1枚配ります。この場に配られた5枚のカードと自分が持っている2枚のカードを見比べて、前回までと同じように賭けるか降りるかを判断します。
- 最後まで参加したプレイヤー同士で場の5枚と手持ちの2枚のカードの合計7枚のうち、5枚でポーカーの役を作り、誰が強いかで勝負します。勝ったプレイヤーが、今までの賭けで貯まったチップを獲得します。途中で降りてしまったのチップも勝ったプレイヤーが総取りします。
簡単な用語を覚えよう
各椅子にSB、BTNなど暗号のようなものがついてますね。
これはポジションと呼ばれ各プレイヤーがベットやレイズ、コール、フォールドなどのアクションをする順番決めのようなものです。
詳細は次の記事に記載させていただいているのでここでは割愛します。
自分の手札は自分でしか見れませんが、共通カードはプレイヤー全員が見ることができます。
一般的に手札をハンドと呼び、全員が見ることをできるカードをコミュニティカードと呼びます。
※イラスト参照
ハンド2枚とコミュニティカード5枚の単純に一番強い役を作れるプレイヤーが勝利となるのですが、それだけでは面白くないため駆け引き要素としてラウンドを設けています。
ラウンド解説
ラウンドとはなんでしょうか?
各プレイヤーが「ベット、フォールド、コール、レイズ」などのアクションを行うタイミングのことです。
上記イラストの赤線①〜④にあたります。
ラウンド毎に名前がついておりますので一緒に覚えましょう。
1.手札のみを配られた状態=プリフロップ
2.コミュニティカードが3枚配られた状態=フロップ
3.コミュニティカードを追加で4枚目が配られた状態=ターン
4.コミュニティカードの最後の1枚が配られた状態=リバー
テキサスホールデムの遊び方
まずはアプリなどのゲームから覚えると良いのですが、アミューズメントCASINOなどオフラインで遊びたい場合の流れを記載します。
トーナメントやノーリミテッドホールデムがあるのですが、最初は一般的なノーリミテッドホールデムにしましょう。こちらはノーリミテッドという名の通り掛けるチップに上限はありません。
だからと言って弱いカードで沢山かけるとすぐにチップがなくなりますので慎重に戦いましょう。
遊び方の手順が少しでもわかりやすいようにテーブル説明のイラストを掲載します。
1.チップを購入する
受付でチップを購入します。チップ量と購入金額はお店によって違いますので、事前に調べておきましょう。
なお、お店やテーブルによって最低のベット数が決まっていますのでレートの確認もしておきましょう。
レートについて、ワンスリー(1-3)と言われたら最低3のチップをかけないと参加できないということになります。
2.着席
店員さんかディーラーさんが席を案内してくれます。空いている席に座ってと言われる場合もありますので指示に従いましょう。
3.ポジション決め
ゲーム開始前から席についていた場合はディーラーボタン(BTN)の位置を決めを行います。カードが配られ数字の大きさで決めたり、アミューズメントパークによって違うのでこれも指示に従ったら大丈夫です。
※ポジションの詳細はこちらをご参考ください。
またゲーム途中から参加する場合は既にポジションが与えられてますので、そのままプレイできます。
自分の座っているをポジションを確認しておきましょう。
こちらのお店のレートが(1-3)ワンスリーと確認できたので
SB(スモールブラインド)の場合・・・1のチップをゲーム開始前に置く
BB(ビックブラインド)の場合・・・3のチップをゲーム開始前に置く
ブラインドとは・・・強制的に参加費を払わないといけないポジションを指す。
これで次のゲームのスタートになります。
【注意】
前のゲームが終わる前にチップは置かないようにしましょう。
チップの置く位置は自分のハンドの少し奥におきましょう。ディーラーさんが誰が置いたチップかわからなくなるような置き方はNG
4.ハンドを受け取る
ディーラーさんがカードを配ります。配る順番はSB(スモールブラインド)→BB(ビッグブラインド)と時計回りに配られ最後にBUTTUN(ボタン)に配られます。
他のプレイヤーに見せないように自分だけこっそりと見るようにしましょう。
その後どのようなアクションを取るか考えます。
5.ファーストベッティングラウンド(通称:プリフロップ)
プレイヤーのハンドが配られた状態をプリフロップと呼びます。
参加するためにはテーブルで決められた最低レート金額を支払い参加になりますが、自分の前にレイズしているプレイヤーがいる場合はそのベット額が最低参加に必要なチップ量となります。
6.セカンドベッティングラウンド(通称:フロップ)
プリフロップの次のアクションのタイミングがフロップです。
ディーラーがコミュニティにカードを3枚表向きに配りますので、自分のハンドと場に出ているコミュニティカードを比べて参加するかどうかを考える必要があります。
ここでもフロップと同様同様に各プレイヤーがアクションを起こすこととなります。
ポジションによって先にアクションを起こさないといけないなどがあるため、人のアクションを見てから行動できるBTNやCOがかなり有利なポジションと言われております。
7.サードベッティングラウンド(通称:ターン)
フロップの次のアクションのタイミングがターンになります。※フォースストリートとも呼ばれる。
ディーラーが4枚目のコミュニティカードを配るので、ハンド2枚を合わせたトータル6枚のうちから5枚のベストハンドを見てアクションを決めます。
8.フォースベッティンググラウンド(通称:リバー)
ターンの次のアクションのタイミングがリバーになります。※フィフスストリートとも呼ばれる。
ディーラーが最後のコミュニティカードを配るので、ハンド2枚を合わせたトータル7枚のうちから5枚のベストハンドを見てアクションを決めます。
ここで降りなければショーダウン(showdown)になります。
9.ショーダウン
勝敗を決めるため、最後まで降りなかったプレイヤーがハンドを公開し合います。
より強い役が完成しているプレイヤーが勝利となり全員がポットに支払った額を総取りできます。
稀に同じ手役ができており引き分けとなるケースもあります。
引き分けのことをチョップ(Chop)といい、ポットを半分ずつ分け合います。
9までが終われば1からの繰り返しとなります。
テキサスホールデムをプレイする上での基本的なマナー
ポーカーは紳士なスポーツです。
プレイ中に以下のことがないように心がけましょう。
- 自分のハンドがわかるような話や行動はしない。
- 相手のハンドがわかるような話や行動はしない。
- チップを乱暴に扱わない
- 人のアクションに口を出さない
- 自分のアクションをいちいち解説しない
- ストリングベットしない(レイズやベットの際に小分けにテーブルに置く行動)
- 手持ちチップを隠さない
- 配られたカードやチップをテーブルの外に出さない
- スロープレイ(最強の役が完成しており、相手がオールインしていてアクションを取れない状況にもかかわらずベットするかどうかで悩んでいるふりをすること)しない
- スローロール(絶対に勝っている状態でshowdownの際にカードをゆっくりとめくる)
違反でない行為もありますが、このような行為を行なっているプレイヤーは基本的に嫌われますので注意しましょうね。
以上
一つのブログ記事を書くのに1日作業です💦
私も勉強中なので一緒に頑張りましょう〜!
誤字やおかしな点があればコメントで教えてください。